アメリカ、メキシコに関税!?
日本時間:5月31日(金)8時36分頃?メキシコにまたまたトランプ砲が炸裂致しました。
アメリカのトランプ大統領がメキシコの不法移民対策が不十分だと『メキシコからの移民流入に歯止めがかからない!』と〇ズキルーペCMの渡辺謙さんバリにキレた模様です。
何でも6月10日以降のメキシコからの輸入品全てに5%の関税をかけ、さらに移民流入が止まるまで段階的に関税率を引き上げるとツイッターで発言致しました。
引き上げるタイミングは、
7月1日に10%に
8月1日に15%に
9月1日に20%に
10月1日に25%に
それぞれ引き上げると発表致しました。
メキシコ政府は、完全に寝耳に水状態だったようですが、メキシコのオブラドール大統領は、『目には目を歯には歯をとはならない』と発言し冷静な対応を示しています。
しかしこんな大事なことをツイッターで発言しちゃうあたりが、トランプ大統領です。
何とも恐ろしい人ですね。『今からメキシコと貿易戦争始めるからよろしく』みたいな感じです。
これによりメキシコペソは朝から大暴落です。
前日に明日は、トレイダーズ証券のハッピーフライデーだからワンタッチで刺さればいいなーと指値を抵抗線のある5.65に置いていたのですが、あっさり突き抜けておりました(笑)
さらにアメリカのトランプ大統領は31日の23時33分頃?に、『企業は関税を避けるためにメキシコから撤退することをはじめるだろう』と発言。
おいおい、どこの魔王ですか?とんでもない、いじめっ子ぶりです。
今回の出来事でトランプ大統領は映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に出てくる悪役ビフのモデルだったという噂があったことを思い出してしまいました。
アメリカの強硬姿勢をみて米中の貿易交渉も一層困難になった見方もあり、市場は更に混乱しそうです。
そもそも通商協議したところで、気に入らなければ勝手に関税をかけてしまうアメリカと協議して何の意味あるの?ってことですね。
今回のトランプ大統領による関税発表は、側近の反対を押し切ってのものだったらしく、産業界や議会から猛反発されています。
日をまたいでもアメリカ国内の混乱は続き・・・。
アメリカの商工会議所は、メキシコ全輸入品関税発動について猛反発し、差し止め請求するためにホワイトハウスを提訴する検討に入ったそうです。
共和党政権を支えてきた同会議所がホワイトハウスを提訴するのは、極めて異例の事態になるそうです。
株も為替もしばらく市場は大混乱になりそうです。